- 妊活経験者が執筆
- 不妊治療経験者

結婚してからで良いと思っていませんか?
一度、自分の体と向き合ってみませんか?
妊活のことがこの記事で分かります。
私がそうだったんですが、結婚してから妊活というものを知りました。
それまでは自然と妊娠するものだと思い込んでいたのです。
妊活を通して、自分の体を知りました。
それは、とても重要なことだと分かりました。
なぜならば、なるべく早く知ることによって、解決することができるからです。
例えば、私がもっと学生の頃に妊活を知っていれば
そのために、体型を維持したり、ホルモン療法を受けていたと思います。
今からでも遅くはありません。
自分の体と向き合いましょう。
- 妊活とは何か
- 妊活の必要性
- どうやって妊活をするのか






妊活ってなぁに???
妊活とは妊娠活動の略です!
男女ともに妊娠の知識や情報収集や体調管理や体質改善
医療機関にて検査をしたり治療することです。
妊活は結婚してからというわけではありません。
将来的に子供が欲しいと考えている方は男女ともに活動することが望ましいとされています。
プレコンセプションケアとは2006年に米国疾病管理予防センター(CDC)が提唱し
2012年に世界保健機構(WHO)が
「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」
をプレコンセプションケアの定義としました。
日本ではプレ(事前)のコンセプションケア(妊娠準備)という意味で
妊娠前の女性やカップルが妊娠に備えて生活を見直し
健康を心掛ける取り組みのことをプレコンセプションケアと呼んでいます。












なんで、妊活が必要なの?子供って自然とできるでしょ?












日本は実は不妊大国と言われてしまうほど妊娠しにくい人が増えています。
なぜ妊娠しにくい人が増えているのでしょうか
- 出産年齢の上昇
- 加齢による卵巣機能の低下
- 不規則な生活習慣
男性不妊も増えてきています。
なんと、不妊の半数は男性側にも要因があることがわかっています。
男女ともに妊娠力があるかどうか検査する必要がありますね。












若いから不妊症にならないってことはないんです!
- 月経異常
- 肥満、痩せすぎ
- 性感染症・骨盤腹膜炎になったことがある
- 子宮筋腫・子宮内膜症を指摘されたことがある などなど
女性側の方は、これに当てはまってるなら要注意!
すぐに病院に行って診察してもらいましょう!
- 睾丸が小さい・柔らかい
- 睾丸の上に複数のコブ
- 睾丸が上の方にある
- 肥満・痩せすぎ などなど
男性側の方は、これに当てはまってるなら要注意!
すぐに病院に行って診察してもらいましょう!
でも、妊活って何したらいいの!!












準備をしましょう
女性は、まずは、基礎体温を計ることから始めましょう。
基礎体温からは生理周期、正常に排卵が行われているかなど妊娠に重要な要素がわかります。
最近はスマホのアプリやデジタル体温計など測定値を記録できる便利な機能もあります。
体温の流れを表す波形の基礎体温表は病院に持っていって診てもらう必要があるので
アプリで記録している方は印刷をして持っていく
デジタル体温計で測定値を記録している方は紙の基礎体温表に記録しコピーを持っていきましょう。
最低でも2周期分あれば大丈夫だと思います。
個人的におすすめなのは上記2つの基礎体温計です!
測った後にピッとスマホにかざすだけでデータを転送できるのが、とても楽でよかったです!
紙で記録していきたい方はこちらのノートが良いと思います!!
基礎体温の測り方は、脇ではなく口でします。
具体的には、体温計の先を舌の裏側に置き、電子音が鳴るまで待ちましょう。
なお、婦人体温計には、予測式と実測式があり、前者の計測時間は1分で、後者では5分程度かかります。
仕事や学校で朝が忙しい人は、予測式の婦人体温計を購入するのがおすすめです。




パートナーと話し合いましょう。
パートナーがいる方は、話し合いましょう。
妊娠や出産について、夫婦の思いを確認しておきましょう。
二人で妊活をスタートできるように計画をしておきましょう!
今は、スマホのアプリで共有できる機能があるみたいです!




医療機関へGO!!!!!
さて、準備が整いましたら、いざ医療機関へ!
男性はおたふくかぜ、女性は風疹などの病歴を事前に確認しておきましょう。
初診時には、色々と問診があります。
婦人科の診察、既往症の有無、子宮や卵巣に病気がないか、併せてホルモン検査から、不妊かどうか探っていきます。
通常の全ての検査が終わるまで2回や3回の通院が必要になります。
基礎体温法で時間の検査日を決めたりもするので持参するのを忘れないでくださいね。
< 女性の検査 >
- 血液・ホルモン検査⇒ホルモンが正常に分泌しているか確認します。
- 超音波検査⇒子宮や卵巣を超音波で見て、卵胞の発育・排卵の有無・子宮内膜の厚さなどを調べます。
- フーナーテスト⇒セックスで取り込まれた精子の状態を確認します。
- AMH検査⇒血液検査で卵巣内に残っている「卵子のもと」から出るホルモンを測ることで卵巣の機能を調べます。
- 子宮卵管造影検査⇒レントゲンで、卵子・精子の通り道である卵管にトラブルがないかを確認します。
- クラミジア検査⇒妊娠を妨げる性感染症の有無を検査します。
- 頸管粘液検査⇒子宮内で精子を取り込むのを助ける働きがある「頸管粘液」を調べます。
< 男性の検査 >
- 精液検査⇨⇒精液を採取して、精子の運動量や奇形率などを調べます。












どこの婦人科でも妊活の相談をすれば大体の検査をしてくれると思います。
婦人科によってはできない検査もあるそうなので電話して確認してみてくださいね。
まとめ
- 妊活は、妊娠活動のことです。
- 今は、プレコンセプションケアと言って、妊娠のための準備を推奨しています。
- 現在の日本は不妊大国で、誰しもが自然に妊娠できるとは限りません。
- 若くても不妊の症状が出ることがある。
- 少しでも当てはまる症状があれば医療機関で診察してもらってください。
- 医療機関に行く前に準備があります。
- パートナーとちゃんとお互いの思いを確認しておきましょう。
- 検査に2〜3回ほど通院する必要があることがあります。











